さんくすふぁーむARAKAWA

水稲 高温・乾燥対策①

大豆作業と並行して、稲も出穂期を迎えました。
常態化してしまっている高温・乾燥による生理障害を想定して対策をしています。

重要視しているのは土づくりです。
化学肥料を減らし堆肥やぼかし肥料に変更することでゆるやかな肥効を狙います。

名古屋競馬場の馬糞堆肥です。残念ながら生産終了となってしまいました。
C/N比が高く窒素分は少ないですが、副資材は籾殻のみでケイ酸・フルボ酸が豊富です。
ぼかし肥料の秋津洲です。割と力強い肥効が登熟最後までだらだらと持続します。元肥として、圃場によりますが45kg~100㎏/反施用します。
昨年見学に伺ったご縁で伊賀のエム・シー・エス様の食品残渣堆肥(みのりくん)も施用しています。
伊賀界隈の有機農家さん御用達だそうです。

秋津洲はにおいがあるがペレット状で散布しやすい、みのりくんはにおいも少なくコスパが良いが粉状で近隣に飛散しやすい等、それぞれメリットデメリットがあり、圃場によって使い分けています。

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