5月12日に田植が終了し、現在は管理期間に入っています。
気温が上がってきたのに伴いジャンボタニシが活発になってきたので警戒しています。

放置すると食害による被害が甚大なので以下の対策をしています。
1.農薬(スクミンベイト)の散布
田植時にこまきちゃんで外周のみ散布しますが、効果は2週間程度なので圃場の様子を観察し必要に応じてドローンで再度外周散布します。
また、水廻りの際に畦畔の卵周辺にぱらぱらと手撒きもします。

圃場内にいるタニシの畦畔際への産卵抑制、孵化したタニシの侵入を防ぐ為に外周のみ散布しています。状況次第では全面散布も実施しますが農薬代や作業工数の削減が目的です。
2.浅水管理
初中期除草剤散布後1週間程度から田面が見え隠れするくらいの浅水管理に移行します。
水温が高いとジャンボタニシの活動も活発になるので間断湛水で水を入れ替えるイメージで管理しています。

また、田面が露出する場合の生育停滞と生育ムラの対策としてマイコスを育苗時施用しています。
うまく共生関係を築いて菌根菌が養水分の吸収を助けてくれる事を期待しています。