2025.10.11小麦 水田転換×土づくり

小麦の水田転換が続いています。

マグカル散布に続いて、土づくりに力を入れている圃場に腐植酸資材のアヅミンを散布します。
腐植を増やすことで土壌の保肥力を高め、減肥につなげる狙いです。
ナビキャスタで40kg/反散布していきます。26haの小麦転作圃場のうち土づくり区の8haに散布します。
高価な資材なのでどれくらいの土壌改良効果があるのか土壌診断の結果含め検証中です。
アヅミンに続いて馬糞堆肥のバフチャーも散布して相乗効果を期待します。
バフチャーはC/N比が19と高く窒素分は少ないですが、フルボ酸・ケイ酸が豊富なので転作小麦に相性が良いのではと考えています。
副資材は籾殻のみとシンプルで良い堆肥ですが施設の老朽化により生産中止となり残念です。
堆肥はデリカのマルチスプレッダで500L/反散布します。
マニアスプレッダと違いマルチスプレッダは積載容量が1.1㎥なので木枠を製作・取付けて1.4㎥程度入る様にしてあります。また、開度調節できるシャッターがついているので便利です。

トラクターの自動操舵と組み合わせる事で散布も正確に行う事ができます。
バフチャーに関してはマルチスプレッダの設定でシャッター開度3.5、トラクター側では自動操舵散布幅6.7m、速度3.2~3.5㎞/時速、エンジン回転数2000rpm、LOWの7速で丁度良い感じです。
1.2haの圃場1枚は冬に仕込んだ自家製籾殻堆肥を散布します。
6.5㎥分を仕込んだのでこちらも500L/反で散布していきます。

堆肥の作り方は昨年岐阜県白川町にある五段農園の高谷さんが開いている「堆肥の学校」に通って教えてもらいました。
(今年から「土の学校」になりました。)

ポッドキャスト「小農ラジオ」も面白いです。
spotifyのリンクはこちら→
https://open.spotify.com/show/3ro1av660e1OJCnfzTcqr3?si=52fb9d2e5b1340ef
こちらは高谷さんの籾殻堆肥です。発酵・分解がしっかりすすんで完熟しており独特のよい匂いがします。

以前のブログでものせましたが、右が高谷さんの籾殻堆肥で均等なミネラルバランスとなっています。



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