2025.09.30小麦 水田転換×土壌改良材

小麦の水田転換が少しずつ進んでいます。

9月28日からPHの調整の為にマグカルをGPSナビキャスタで50㎏/反散布しています。
小麦はPH6.0程度を目標としています。
ナビキャスタのシャッター開度の基準となる流量は付属している黄色のバケットを使って算出します。
10㎏が何秒で落ちきるか2回測定しさらに10%かけた数値が初期設定値となります。
今回は45s+4.5s(10%)で流量値は50としました。
ナビキャスタに重量計がついているで散布しながら機械側で自動調整してくれます。
今回散布しているマグカルが大きさにばらつきがあり散布精度が不安定な感じがしたので散布ログを確認して散布幅・散布量・流量等パラメーターの検討と調整をしました。
GPSナビキャスタはテキストで散布ログの書き出しとKMLファイルから散布ルート履歴のGoogleEarthへのインポートが可能です。
散布幅を変えるよりも散布量の設定を+10%あげた方が良さそうなので55㎏/反の設定で散布することにしました。

稲刈り後小麦転作圃場は土壌サンプルを採取して土壌診断の依頼もしています。
今回の土改材散布には間に合にあわないので、米作付け前の土診結果をみてマグカル散布量の調整をしています。

2圃場を例でみると、今年の米作付け前の土診はPHが5.7石灰が117~120、苦土が16~20です。
米前に土改材・堆肥を施用していますが、劇的には変化しないので、目標値にはまだまだ改善が必要です。
とはいえ地力の消耗分よりは投入量の方が多いので少しずつ化学性は改善していくと考えています。

もう少し詳しい内容はこちらの回で紹介しています。→https://thanksfarm-arakawa.com/news/blog/637/

最終的には、圃場毎で必要な資材を必要な量だけ施用する事で、環境負荷低減とコスト低減することが目標です。



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