2025.09.26水稲 土づくり×アイデンマック

稲刈り後の土づくりとして試験的に3.2haアイデンマックを施用しました。
いわゆる「土まるごと発酵」です。そこそこの費用がかかる資材なので効果をしっかり観察していきたいと思います。

対象圃場は、高低差があり冬場にレベラー作業を予定している2圃場です。
カルス菌が稲株を分解してしてくれることで、レベラー作業の効率があがります。
微生物の餌(窒素源)として硫安を7kg/反散布します。
SL55にFJDの自動操舵もついたので、ナビキャスタのガイダンスと組み合わせることで、狙い通りに精度の高い散布が可能になりました。
資材は粒状でナビキャスタで5kg/反散布します。思っていたよりも散布しやすく過不足なく散布できました。
硫安・アイデンマックと散布してすぐ耕起していきます。
嫌気性菌が多い資材なので来年1月にレベラー作業直前まで、耕起せず寝かしておきます。
堆肥とは違い切り返しや水分調整はできないのでどれくらい発酵が進むのかはまだ未知数です。

カルス菌は乳酸菌・枯草菌・放線菌・酵母・糸状菌などの複数の微生物群で構成されているので、生物性を豊かにし、団粒構造の促進につながることを期待しています。
投入された菌は徐々に減っていくので、継続して使用していくことが肝心です。

また、大区画圃場では代掻き後の藁上げ作業が大変になりがちなので、どれくらい効果があるのか楽しみです。



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