2025.11.15小麦 播種と施肥設計

11月7日から小麦の播種がはじまりました。
直前の雨の影響で圃場の乾き具合がもうひとつなので状況を見ながら少しずつ進んでいます。

播種作業直前にロータリーで先行して耕起していきます。中溝間の有効スパンが約10m20㎝に対してロータリーは2400mm幅なので両側にサイドディスクを取付けて残耕が出ないようにします。
後の播種が安定して作業できるように二番穂や株たまを耕深15㎝程度で丁寧にすき込んでいきます。
土の乾き具合をみながら続いて播種をしていきます。
作付け品種はきぬあかりで11月下旬からゆめあかりも播種していきます。
耕起同時播種(12条撒き)・元肥散布・除草剤散布(土壌処理)と4工程同時に行うので運転席はコントローラーだらけになりますが、自動操舵のおかげで運転というよりはこれらの管理の意味合いが強くなっています。
きぬあかりは、種子8㎏/反、肥料40㎏/反、除草剤3㎏/反で基本進めていきます。

施肥設計については昨年の結果を踏まえ元肥はTショット(36-3-3)40㎏/反で窒素分14.4㎏/反です。
従来は50㎏/反施用していましたが、4葉期以降に硫安で一回目の追肥を可変施肥で行うので元肥を10㎏減肥しています。

基本の施肥設計としては窒素合計で21㎏Nから24㎏N程度です。
元肥(Tショット)14kg N→4葉期追肥(硫安)3~4㎏N→茎立期追肥(マイルドキープ)4~6kgN
可変施肥の施肥量の設定基準としては、愛知県総合試験場が開発したアグリルック上で4葉期・茎立期の生育予測が出るので、その日程にあわせてザルビオの生育マップと比較し、実圃場でSPAD値も計測・観察して施肥設計値を決めていきます。上記は昨年の検討資料です。
元肥を減らしコスト安の硫安で追肥することで、収量増で売上をあげる以上に収益性があがります。
また、可変施肥で生育ムラに対して適切な量の肥料を散布することで、1~2割の減肥が達成できています。

圃場の土壌診断の結果や土の状態、小麦の生育を良く観察した上で、追肥の際にきめ細かく修正していけるのはかなり有効だと感じています。取り組んで4年目になりますが収量も年々増加しています。
昨年産は11.17俵/反だったので今年は11.5俵以上を目標にしています。

今年も可変施肥を実施していくのでその際はまたアップします。


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