2025.05.16水稲 ジャンボタニシ対策①

5月12日に田植が終了し、現在は管理期間に入っています。
気温が上がってきたのに伴いジャンボタニシが活発になってきたので警戒しています。

圃場の端には吹き寄せたかみちぎられた苗が見られ、水路や畦畔際にも卵が産みつけられています。
放置すると食害による被害が甚大なので以下の対策をしています。

1.農薬(スクミンベイト)の散布
田植時にこまきちゃんで枕地のみ散布し効果は2週間程度なので、圃場の様子を観察し、必要に応じてドローンで再度枕地散布します。
また、水廻りの際に畦畔の卵周辺にぱらぱらと手撒きもします。
T25は圃場境界のみの散布も可能になったのでオードモードでぐるりと外周だけ散布しています。
圃場内のタニシの畦畔際への産卵の抑制、また孵化したタニシが侵入するのを防ぐ為に枕地散布しています。農薬代や作業工数の削減も目的です。

2.浅水管理
初中期除草剤散布後1週間程度から田面が見え隠れするくらいの浅水管理に移行します。
水温が高いとジャンボタニシの活動も活発になるので間断湛水で水を入れ替えるイメージで管理しています。
根の生育障害や除草剤の処理層の破壊の可能性もあるので干し過ぎないよう注意しています。
水分不足が生育停滞を招くのでマイコスを育苗時施用しています。
根がストリゴラクトンを分泌して、菌根菌がうまく助けてくれる事を期待しています。



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