2025.05.09畦畔管理 草刈りと除草剤

田植え関連の作業が落ち着いてきたので、畦畔管理に取り掛かっています。
畦畔雑草については、昨年除草剤中心の管理から草刈りを主体とした体系に変更しました。理由は以下の4点です。

1. 抵抗性雑草の増加(特にイタリアンライグラス・オヒシバ・アレチノギク)
2. 除草剤価格の高騰
3. 特別栽培米の優先排除農薬・問題農薬の指定(パラコート・グリホサート・2,4-D)
4. 背負動噴の使用による身体的負担

除草剤も使用しますが、うまく併用して人や環境に無理のない管理を目指しています。

トラクターで作業できるスライドモアは安全に十分注意して使用しています。
エアコンの効いたキャビン内で作業できるので身体の負担が軽減されました。
機種はニプロのTDX1600です。
トラクターで入れない畦畔や畔には、スパイダーモアとウイングモアを使用しています。
ウイングモアは畔が軟弱な場合が多いのでクローラ仕様です。刈幅は710で広いですが、やや取り回しに体力が必要です。主に中畔用に使います。
スパイダーモアは刈幅は500ですが、4輪仕様なので操作が楽なのでメインで使用しています。
刈払機は怪我やトラブルのリスクが高いのでアルバイトさんは基本使用しないようにしています。
シーズン終了後に管理方法が適切だったかどうか、コスト・工数はどうだったか検討し来年にむけて練り直しをしていきます。
考えを整理するための枠組みとしてPDCAとOODAの2つのフレームワークは少人数のチームで行う農業と相性が良いので常に意識しています。



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